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望む未来へ
(2009/09/14 公開) 【ストレス防御!】
今、目の前の現実で苦しむことはありませんか?・・・なんて聞いていますが、私にももちろん現実と向き合わなければならないことはあります。でも、その苦しみから解放される方法に気づいてからは、それほど苦しみが延びることもなくなりました。
私が使っている方法を単刀直入に書きましょう。目の前の現実を「過去の自分が望んだもの」と考えることです。つまり、目の前の現実は自分が望んでいた数多い「未来の可能性のうちのひとつ」と思うんですね。
たとえば、夜遅くまで続く残業・・・イヤなモノですね。でも、仕事に就く前にひょっとすると「自分にしかできない仕事を遅くまでやっている自分」というイメージがあったかもしれません。ものすごく大変な状況でも負けずにがんばる未来の自分に、憧れを抱いていたかもしれません。
「もう、この人には会いたくない!」と思っていた相手が、不幸にも亡くなったとします。きっと深い自己嫌悪を抱くこともあるかもしれません。相手のいいところもたくさん思い出されるかも知れません。取り返しのつかない願望を抱いていたと、過去の自分を責めたくなるかもしれません。
でも、ちょっと踏みとどまって冷静に考えてみませんか。そこで過去の自分を責めてみて目の前の現実は変わるのでしょうか。変わりません。もちろん変えられるモノで、変えたいと思うのであれば変えることはできます。しかし、たいてい悩みに発展する現実は取り返しのつかないモノも多くあります。
そんな時に「あの時に戻れたら・・・」と思うことは全くの無駄です。妄想することは自由だだと思いますが、未来に向かっていかなければならない時に、後ろを見ていては前には全く進めなくなるモノです。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、職場・・・別れの時期になってからはじめて、二度と気に入った仲間と一緒の生活ができなくなることに寂しくなった記憶は、ほぼ誰にでもあると思います。でも、実際には卒業や転職を機に新しい環境に移動して、そして新しい自分の可能性を獲得していくのが人生です。
目の前の現実を「不本意」と考えるのか、「思った通り」と考えるのか・・・たったこれだけで、現在も変わります。そして未来も変わります。どんなに寂しいことや悲しいことがあったとしても、それが「自分の願い通りだ」と思ってみるんです。現実って、きっと過去の自分が妄想していた未来像のイメージのひとつなんじゃないでしょうか?
人生は生きている限り新しいストーリーが積み重なっていきます。これからどんな未来になってほしいと思いますか?・・・それをきちんと考えることが大事です。死ぬまで夢を追いかけるコトが大事だと思うんです。どれだけ踏みつぶされてもその先に幸せな日々をイメージしていくこと。これが楽しい人生のコツなのかもしれませんよ。
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