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そんなにキツイ?」の呪文(影武者分身2)
(2009/05/06 公開) 【ストレス防御!】
何かやらないといけないことがある時、なんとなく根拠はなくても「すごく大変なことをやろうとしている感」ってないですか?
たとえば「○○をやっておいてね」と言われた時、○○をやるために△△もやらなきゃいけなかったり、××も調べなきゃいけないし・・・なんて思っているうちに、頼まれた作業がものすごいプレッシャーになっちゃったりして。
そんな時に唱えてみるとご利益がありそうな呪文をひとつ。
自分に向かって「これ、そんなにキツイ?」と聞いてみるんです。
そして、次に「これ、そんなにキツくないよね?」と問いかけます。
この時、「作業を頼まれた自分」という影武者の俳優を頭の中で作り上げます。呪文が成功した瞬間、作業を頼まれたのは自分以外の「他の人」になります。もう、作業のプレッシャーは彼が背負ってくれるので、ちょっと気分がラクになったような気がします。
・・・はい。これは、影武者分身の術の別バージョンですね。
あとは影武者に「こうしろああしろ」と指示を出すだけでOKです。
ただ、影武者はあれやこれや心配性なので安心させてやらないとダメです。
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ・・・ああ、もうイヤだ!」
まぁ、実際に○○をやるためには、△△も××もやらなきゃいけないワケですが、それ自体がそんなに大変な作業じゃないということを気づかせてあげる必要があります。作業を始めるまではすごくイヤだったのに、実際に始めてみたらあっという間に終わったということだって珍しくありません。
面倒くさいなあ・・・やりたくないなあ・・・というのは、単にモチベーションが足りなくてエンジンがかからないだけだったりするんです。だから、やる気がイマイチな影武者にはニンジンをぶら下げてやるんですよ。
「じゃ、○○ができたら、今日は回転寿司(苦笑)でもごちそうするよ!」
それでもやる気が出ないようなら、
「いいよ、△△までできただけでも回転寿司ってことでいいからさぁ!」
こんな感じで、できる範囲でハードルを引き下げてあげるんです。
財布からお金を出すのは脚本家としての自分。
お寿司をごちそうしてもらえるのは自分の影武者。
まぁ、あんまりハードルを下げすぎると財布からお金が流出してしまうので、そのあたりのサジ加減は財政状況に応じて調整するといいと思います。
さぁ、影武者には「おいしそうなトロサーモンの寿司」でも頭に浮かべてもらって、必死で作業にとりかかってもらいましょう。
あ、今日はトロサーモン食べに行こう・・・。
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