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どっちでもいいや
(2009/08/14 公開) 【ストレス防御!】
自分が考えたことが却下されるコトってありますよね。自分の意見を否定されたことに悔しくなっちゃって、気がついたらどんどんヒートアップしていってしまうことってありませんか。で、ヒートアップした分だけ人間関係で不要な苦労をしてしまったりして。あとあと考えてみたら損なコトをやっちゃったなあ・・・なんて思ったりして。
せっかく自分で考えたコトが他社から受け入れられなくて、感情のコントロールができなくなさそうになった時に、けっこう使えるメンタル技を紹介します。実はこの技を私はよく使います。もともと私は必死になりやすいタイプなので、けっこうそれを抑えるのに苦労してるんですよ(苦笑)。
まず、持論を展開していて「どうもこれは受け入れられてないなー」と思ったら、その持論を自分から切り離すんです。つまり他論にしちゃうんです。そして、基本的なスタンスは「別に否定されようが、受け入れられまいが自分には何の関係もない。」と思いきるんです。
そして淡々とその他論のポイントだけを説明するんです。「まー、仮に受け入れられなくても、別に誰も困らないしなー」と心のどこかで思いながら。
むしろ他論を押さないように気をつけます。あー、この人には無理なんだなー・・・と思った時点でそれ以上の説明は不要です。「そうじゃないだろ!」と思うかもしれませんが、あっさりしすぎるほどに、すっと引くコトが大事です。
あまりにも潔くすっと持論を引かれてしまうと、逆にそのことが気になる人もいるもんです。「今、かなり簡単に切り捨てようとしているけど、本当に簡単に切り捨ててもいいものだろうか。自分はこの意見に対して聞くべきところを見落としているのではないか?」と。
だから、あまり持論を押しまくらない方がいいんです。特に相手との間に圧倒的な職制上の力の差がある場合は、すぐに諦めちゃうくらいでいいんです。もちろん、自分が生きるか死ぬかくらいに大事な話の時には簡単に諦めちゃいけません。ただ、世の中にそれくらいに大事な話なんて、日常にたくさん転がっているワケじゃありません。
ひとつひとつの日常のことに命を張るくらい必死になりすぎると、心のエネルギーが持ちませんよ。心の中に「どっちでもいいや」を持っていると、無駄に神経をすり減らさずに済んじゃいます。
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