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自分の弱さを認める

(2009/09/28 公開) 【ストレス活用!】


【ストレス活用!】編です
 気分がシンドイ時は軽く読み飛ばしてくださいね。


「強くなくちゃいけない」とか、「負けちゃいけない」とか、「弱音は吐かない」とか・・・誰が決めたわけでもありません。もちろん弱音を吐くことが難しい立場もあります。特にチームのリーダーに近い存在であればあるほど、チーム全体の士気に影響させてしまうリスクがあります。ただ、せめてひとりになった時、または心許せる人の前では心の鎧を脱いでもいいと思います。

たまに「あの人はどんな時でも弱音を吐いたことがない」という人の話を聞きますが、私の感想として正直なところそれはありえないと思います。確かに「口を開けば常に弱音だらけ」という人はさすがにどうかとも思いますが、適度な弱音は「人間くささ」を感じられる部分だと思います。「こんな人でも心に葛藤を持っていて、それでも前向きにがんばっているんだ」と思える人の方が周囲にはよさそうな気がしませんか?

99%前向きなリーダーがぽろっとこぼす1%の弱音。でも、弱みを見せることは敗北を示すものではないと思います。それが「人間くさい弱み」であればあるほど「だから私たちが支えよう」という動きに変わるかも知れません。私は、多くの職場でその真逆をいく社長さんをたくさん見てきました。社長さんが強い自信家であればあるほどスタッフの定着率が悪かったような気がします。「自分なんてこの会社にいなくても問題ないだろう」って辞めちゃう。

人間って、仕事でも日常生活でもそうだと思いますが、本質的に誰かの役に立てた時に幸せを感じるものだと思います。つまり「自分はここにいてもいいんだ」「自分にはここにいる価値がある」と思えることが、幸せの形のひとつだからかも知れません。人が誰かの役に立つということは誰かをフォローすることでもあります。人生の大部分は感謝の気持ちをやりとりすることで成り立っているように思います。

だから、強気で弱みのない鉄壁の社長さんに尽くしてみても、あまり役に立っている実感が湧かない。むしろ「自分がやるよりも社長みずから動いた方が効率的だったんじゃないか?」という、自分の存在価値とかプライドを打ち崩す方向にいっちゃうんじゃないかと思っちゃったりもするんですね。モチベーションの最も大きな要素は自分の存在価値を認められる環境ではないでしょうか。

人間的な弱さを捨てて完璧な人間になろうとすることは、自分自身に大きなストレスを与えると思います。ただ、それだけならまだしも、周囲に対しても重苦しい空気を背負わせることになります。これは人間関係においては大きな損失になりそうな気がします。その人といても前向きな気分になれなくなると、人は自然と離れていくものです。

遠ざかっていく人に「私が何か悪いことをしたのか?」と聞いてもほとんど意味がありません。反論の余地がないほどに「正しい」のです。そしてそれが原因だということを言わないままで去っていくでしょう。人は「完璧に正しい人についていく」というわけではありません。多少、弱点の穴があったとしても、「お互いに高めあっていけると信じられる人についていく」ものだと思います。

もちろん、この考え方がすべてだと考えているわけではありません。多種多様な価値観があって、それぞれの好みがあって多くの人間が生きています。ただ、「完璧な人間になることを憧れる人」にとって、そんな空気が耐えられないという人もいることを覚えておくと、八方塞がりになった時に解決の光が見えてくるかも知れません。

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