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なぜ目標が必要?
(2009/09/18 公開) 【ストレス活用!】
【ストレス活用!】編です
気分がシンドイ時は軽く読み飛ばしてくださいね。
「大きな目標を立てるのって面倒くさいな」という漠然とした気持ち、それは分かります。やったことのないことに挑戦することは、ある種の人間にとっては面倒くさいコトだったりするかも知れません。新しいことには必ずコストがかかるからです。知識を蓄積するコスト、必要なものをそろえるためのコスト、その他もろもろのコスト。あー、めんどくさい。
それでも目標をしっかりと考えていくコトは大事だと思います。そんなワケで、前回の「
ムチャな目標を持つ」に引き続いて「目標」を持つことの意味を考えてみます。と、ここまで書いてみましたが、そんなに難しい話じゃないんです。
で、どうして目標を持つって?・・・そりゃラクだからです。目標があった方が人生がずっとラクになります。ラクをしたい人ほど積極的に目標を持った方がいいんです。まず、目標を持っているとネガティブな気分になりづらくなります。必然的にヒマな時間が少なくなるので、人生の脇道で苦しむことが少なくなるんですね。
人の人生って長いようで短いようで、そしてたぶん一回きりしかありません。「いつか必ず死んでしまう」というコトも決められているようです。いつかやってくる死に対する無力感が大きくふくらんでしまうと、心の中にネガティブな気持ちが充満してしまいます。死に対する無力感を考えるのは無駄だと思います。百年考えたところで何も解決しないからです。まぁ、考えているうちに死んじゃいますけどね。
無駄にネガティブな思考に時間をとられるよりは、自分自身がワクワクできることに時間を割いた方がいいんじゃないでしょうか。毎日、いつでも考えることがある。楽しみにできることがある・・・というのは幸福なことだと思います。目標に向かって近づいている実感があると人生が変わります。
もちろん目標を達成することも大事です。達成しようと思わない目標は目標じゃないからです。でも、それ以上に目標までの道のりを楽しむことはもっと大事かもしれません。いつ死んでしまっても悔いのない毎日を過ごすことは、人生の未来に対する不安を軽減してくれます。
むりやりなポジティブ思考をしていると、知らず知らずのうちに反動で自分の心を蝕んでいきます。たまに「病的なポジティブ」を感じる人をみかけますが、場合によっては痛々しく見えてしまうこともあります。でも「楽しい」というコトがベースになっているポジティブ状態は、自分の心身を蝕むことがありません。
無理することなく自然体で目標に向かっていくことが、ラクに生きていくコツなんじゃないかと思います。
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