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無気力からの前進
(2010/01/23 公開) 【ストレス回避!】
今、自分が置かれた状況に納得いかない時というのは、生きていれば必ずあるもの。たとえばいろんなことに興味が持てなくなったり、無気力になってしまったり。
もちろん私にもそういうことがあったのだけど、どうやったらそういう状態から戻れるのか・・・ってことを考えてみよう。
なんにも興味が持てない。こんな時はじっとしていたことが多かったかな。心が刺激を求め始めるまで何もしない。もちろん、対外的にやらなくてはならないことはちゃんとやるんだけど。
そして心の中を無音状態にしちゃってから、心の耳をずーっと澄ますんだ。少しでも好奇心に響くようなことがあれば少しずつそれに近づいてみる。すこしずつすこしずつ。それが突破口になるんだ。
それにしても無気力ってのは思ったよりもツライもんだよね。ただ、よくよく振り返って考えてみると、怖かったんだと思う。自分をかばいすぎちゃって動けなくなっちゃってるの。
何かを始めるとするでしょ?・・・すると圧倒的に自分に対する自信がないわけ。自信がないとそこで固まっちゃう。
自信がないということは失敗の確率が高いわけで、そうなっちゃうと「何もしない」というのが自分の中で正解になっちゃう。これはね、どこかで「えい!」って自分自身を蹴飛ばしてやるしかないんだよね。
だって、自信がないから何にもしないでしょ。何もしないから自信がつかないでしょ。自信がないから・・・って永遠に同じところをグルグル回り続けちゃう。
失敗をすることだって自信のひとつになると思うんだな。結果が失敗だとしても「失敗が怖いから何もできませんでした」と「挑戦してみましたが何もできませんでした」では全然違うでしょ?
失敗を恐れて何もしなかったら何の経験も残らないんだよね。でも挑戦した場合、必ず経験として何かが残るんだから。
たとえばハンバーグを作ろうとして焦がしちゃったとするよね。でも、焼くところ以外では成功していたかもしれないんだよね。
肉をこね合わせるところまでは成功していて、後は焼くところだけだったかもしれないわけ。つまり結果としての「失敗」が細かい過程での「成功」を見えなくしているんじゃないかなってね。
もうちょっと自分自身を褒めてあげていいと思う。100点満点を目指すんじゃなくて、まず、1点を取れたことを喜ぶ。
その1点が100個集まれば100点になるんだよってことに気づくと、ちょっとはラクに生きられるんじゃないかなあ。そろそろ100点満点の幻想を捨てた方がいいと思うよ。社会全体で。
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