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上役様は神様です
(2009/08/04 公開) 【ストレス回避!】
「意見が衝突してしまいやすい上司の下で働かないといけないのですが、ストレスがたまっておかしくなりそうです。どうすればラクになりますか?【匿名希望】」・・・こういうコメント、ホントーに助かります。・・・私が・・・ですけどね。コメント欄を作った甲斐がありました。
さて、こんな状況からラクになる方法。過去に私が似たような状況でいろいろ試した中で、そこそこ有効だった方法がありますんで、ちょっと書いてみましょう。ちょっとこずるい方法かもしれませんが、人によってはラクになれるかもしれないので。
・・・と、もったいつけておいてアレなんですが、答えはタイトルの通りです。「上役様は神様」と思い込むワザを使います。もともと対等ではない立場なのだし、それを覆せるくらいならとっくの昔に覆せているはずなんです。それができないからお悩みなんですよね?
そんなワケで、いっそのこと部下をやめちゃいましょう。まぁ、書くまでもないですが、脳内でバーチャルにですよ。本気でやめちゃったら私がビックリします。(まぁ、本当にどうにもならなければ、その本気でやめる選択肢も最終的にアリだと思いますけど。)
さて、部下をやめて「(なんちゃって)自分株式会社」になりました。そして上役は「(なんちゃって)株式会社上役」とでもしときましょうか。で、「(なんちゃって)自分株式会社」の取引先は「(なんちゃって)株式会社上役」です。
そんなワケで、お客様にいろいろとアイデアを提案するんですけど、さっぱりご理解いただけないワケですね。でも、まぁ、お客様が満足なようにするのが仕事だから、お客様のご希望どおりにしておきましょう。お客様のご意見を第一に尊重して、気持ちよくなっていただくのもオシゴトのうちです。
こう考えると不思議と腹が立たなくなってきませんか?
要するに「上役がどーのこーの」って思うから腹が立つんです。お金をいただいている取引先のお客様だと思えば、あらゆるコトが仕方ないんですよ。ただ、アイデアを提案し続ける姿勢だけは捨てない方がいいと思います。
自分なりのアイデアを持たない「イエスマン」になっちゃったら、自分の成長がそこで止まりそうじゃないですか。なんだかそういうのは損してるような気がします。「お客様」に自分のアイデアをまずは伝えてみて、それでもダメだった時に、あえて悔しい顔ひとつ見せずにせずに「イエス」と答えるんです。
ぜんぜん悔しくないんです。だって、ただ単に「このお客様には売れなかった」だけなんですから。もしかすると他のお客様には売れたかもしれません。具体的には、上司が変わったり、職場が変わった瞬間に売れるアイデアかも知れないんです。
だから、今の取引先にアイデアが採用されなかったくらいで、いちいちストレスを感じている場合じゃないんです。実際に指摘された点がマズかったのであれば、次の機会には欠点を克服した改良品を提案できるようにすればいいんです。ぜんぜんクサる必要なんてないんです。
ちなみに、自分なりにスジが通っているんだけど、誰からも見向きもされないアイデアを持ち続けているとしたら・・・ひょっとして、それは一種のチャンスかも知れませんよ。新しいことは誰もやろうとしなかったトコロによく転がっているような気がします。
そんな時には、
「(なんちゃって)自分株式会社」→「自分株式会社」
なんていかがでしょうか!?
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