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制御不能な睡眠がつらい

(2012/03/09 公開) 【ストレス回避!】

昔から「すべらく!」を読んでくださっている方なら知っていると思いますが、実は「睡眠」に関する裏技の数が多いんですね。なぜかというと、私自身、睡眠に関する悩み……もっといえば「苦しみ」がものすごかったんです。日中は常に眠い。会議になると間違いなく眠る。でも夜になると眠れない。さらに一度眠ると起きられない。

正直なところ、睡眠が制御できないのは並大抵のつらさではありません。なぜなら「心の痛み」として二次的な被害を引き起こすからです。私が遠い昔に体験したことがあるのは、こんな出来事でした。

「明日はお客様との大事な会議がある」→「夜、眠らなきゃいけない」→「眠れない」→「やっと眠れた」→「起きた」→「会議の終わった夕方に目覚めた」……地獄です。

まず、自分がおかれた状況を飲み込むまでに時間がかかります。おぼろげながら非常に危機的な状況だということが分かります。電話をかけるのが怖いです。このような状況に陥った原因も理由も分かりません。もっと分かりやすくいってしまえば「いいわけ」すら思いつきません。ものすごく迷惑をかけてしまった。ものすごく取り返しのつかないことをしてしまったという自責の念。

そうやって苦痛に満ちた負のループ思考に陥ります。しかし、そのループにはまっている間にも時間は刻一刻と進んでいきます。携帯電話の履歴を見ると鬼のような着信数が表示されています。自分を責め続ける気持ちと、「もう、仕事なんてどうにでもなってしまえ!」という捨て鉢な気持ちが激しく交錯します。でも、そうするわけにもいかない現実。

そう、「自己管理」ができない自分が悪いのです。他の人たちが簡単にできてしまっている社会人のルールを私は守れない時期がありました。職場の人には大きな迷惑と心配をかけているにも関わらず、私の心の中の叫びは「私は何も悪いことをしていないのに、なんでこんなことになるんだ!」という、誰にも理解してもらえないものでした。

……今、私は普通の時間に毎日起きて、特に日中に眠くなることもなく、仕事を楽しんでいます。そして布団に入れば30分以内に寝付いてしまいます。睡眠時間は基本的に6時間から7時間程度ですが、現在のところ、私にとってはベスト睡眠時間のようです。風邪を引いたときにはもっと睡眠時間が必要ですが、たいていの場合はこの時間で事足りてしまいます。

私が、このツライ状況から脱出した方法を公開します。
……といっても、とてもシンプルです。

(1) 睡眠外来のある町医者で睡眠状態を測定した
  →医学的に睡眠に問題があることが判明した
   ※私の場合は【睡眠時無呼吸症候群】でした。

(2) 職場に対して睡眠障害の診断がおりたことを説明した
  →回復の努力をする前提で理解を求めた
   ※食事の改善や運動などで内臓脂肪を落とすなどです。

(3) 睡眠障害を克服する方法を試した
  →「入眠」「起床」の制御よりも「しっかり眠る」ことを目的にした
   ※私の場合は気道を確保するため【うつぶせで睡眠】しました。

まず、(1)は基本ですね。「起きられない」というのは「意志の力が弱いからだ」といわれがちですが、睡眠時無呼吸症候群のように「睡眠障害」を抱えている場合、それは正直なところ「意志」とは全く関係のない生理機能なんです。実は「自己管理」とは関係ないところに理由がある場合もあるのです。精神論ですべてを片付けようとするのは無理なことです。

そして、(2)については、非常に大きな効果があります。なぜなら、睡眠障害のつらいところは、「周囲から理解されない」ことです。「誰でも当たり前にできていることがなぜできないんだ?」という視線です。さらにいえば「自分の意志で招いたことではないこと」で、平謝りをしたり、誰もが傷つかない言い訳を考えなくてはならないことです。しかし、オープンにしてしまえばそのつらさから解放されます。

いきなり、(3)からはじめてみてもいいのですが、やはり、(1)→(2)→(3)の順番で進んでいくのが、私としてはオススメです。なぜなら、睡眠には「心の安定」も重要なファクターになるからです。物理的な原因で睡眠障害になっている場合、物理的なアプローチで攻略するのが正しいと思うのですが、やはりそこには「精神的余裕」も必要なのです。

このようにして、私は「眠れない地獄」と「眠りすぎ地獄」と「常に眠い地獄」をやっつけました。

ちなみに(1)の「町医者」というのも実は隠れたポイントです。大きな病院や有名なクリニックだと予約だけでかなりの時間がかかってしまいます。予約がいっぱいというだけで受診をあきらめてしまいがちなのです。しかし町医者なら融通が利くことが多いので、まずは機会を逃さないようにすることが大事だと思います。「睡眠」に関することでツライ経験が多い方には、まず、強くオススメしておきます。

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