<<戻る
影武者分身の術!
(2009/05/06 公開) 【ストレス回避!】
生きているとと何らかのシーンで怒られたりもするし、謝らないといけないこともあったりします。いやはや・・・生きるって大変だ。
まぁ、怒られイベントや失敗イベントなど、いろいろとブルーになりがちな出来事ってありますけど、それをずーっと一日引きずってしまう人っていません?・・・そのあたり、私も他人事じゃなかったりもするワケですが。
気持ちの切り替えが上手にできないと、たったひとつのことで一日中がブルーになっちゃうワケですが、それはすごーくもったいないんじゃないかと私は思います。
そこでオススメしたいのが「影武者分身の術」。
「身代わり防壁」と言ってもいいかも知れませんが。
自分の中にもう一人自分を作るんです。そして、その分身に怒られ役を演じてもらうんですね。それは自分自身じゃありません。たとえ、罵詈雑言や人格攻撃があったとしても、それはその俳優さんの役に浴びせかけられる単なるセリフです。自分に向けられた言葉じゃありません。
この時、自分自身は脚本監督です。分身である俳優さんには客観的に指示を出すんです。相手はこう言ってぞと。そのセリフに対してどんなリアクションを出すのがいいのか。表情はどうした方がよさそうなのか?・・・俳優さんに指示を出していくんですね。
そしてその場を演じ終わったら、分身の俳優さんに「おつかれさま」と心の中で声をかけます。それで影武者さんの出番はおしまいです。まぁ、仮に怒っていた相手がゴチャゴチャいっていても、所詮それは影武者さんの芝居の感想ですから大目に見てあげましょう。
え?・・・みんなの前で恥をかかされて、悔しくて仕方がない?
・・・なにを言ってるんですかー?
恥をかかされたのはあなたの影武者ですよ。しかもお芝居なんですよ?
もしも哀れにみえたとしたなら、脚本家と俳優さんの黄金タッグの勝利です。
影武者分身にいい演技をしてもらうためには、客観性と冷静さが欠かせません。要するに相手の感情と自分の感情、そして相手の言い分と自分の主張を論理的に処理する必要があるんです。怒られている時にそこまで考えられれば、メンタルダメージはほとんど受けていないはずです。
無駄なメンタルダメージを回避して事務的に客観処理。これもラクに生きるためには必要なワザのような気がします。
<<戻る