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もたつきリセット技
(2009/05/30 公開) 【ストレス回避!】
「テトリス」っていう昔のゲームを知っていますか?・・・元々はソビエトで知能を向上させるための教育実験用に開発されたもので、上からランダムに落ちてくるブロックを隙間なく詰めていくゲーム。
上からモノが落ちてくるパズルゲームのほとんどは、積み重なってきたモノを消すという種類のモノが多いと思います。こういうゲームを上手に進めて、みるみるうちに積み重なったモノが消えていくと気持ちがいいですね。これは人間の心理的な構造をうまく突いたゲームだなと思います。
どうしても長期化してしまう仕事があります。そういう仕事をずっと続けていると、「今日も終わらなかった・・・」「今日も終わらなかった・・・」という繰り返しによって、ストレスが蓄積されていきますね。
またこういう時には、間違いに間違いを重ねてしまった「テトリス」みたいに、他の仕事もうまく片付かずに積もっていってしまうことがあります。
逆にいえばテトリスにも通じるんですが、うまくいっていないと認識した時点で、それまでのイメージをリセットするんです。リセットっていっても放り投げちゃうワケじゃないんですけどね。
なかなか進まない状態が続くと、「たぶん、今日も明日も明後日も終わらないだろう。」っていう、もたついたイメージが定着してしまうものです。こうなっちゃうと効率って激減するんですね。潜在意識が「どうせ終わらない」というイメージに従ってしまうから。
そこで、もたつきをリセットするために、それまでとは逆のイメージを作って上書きするんです。
- それまでの間、うまくいかなかった状況をまず忘れます。
- すべてがうまくいって仕事から解放された気分をイメージします。
- うまく終わらせられた仕事の内容を具体的にイメージします。
上手に仕事を終わらせていくテクニックはたくさんあると思います。そういうテクニックを知ることも大事なことですが、それよりも大事なことは「無理をしないで」モチベーションを高い状態で維持することだと、私は思うんです。
ゴールが見えなくなった時こそ、ゴールまでの道のりが厳しくなった時こそ、自分でゴールの情景をリアルに描くんです。すべてはラクになるために!
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