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怒られた方がラク
(2009/05/06 公開) 【ストレス回避!】
「怒られる」ってのはイヤなことですねぇ。まぁ、感情を交えない「叱られる」だってあんまり気分がいいもんじゃないですし。でも実は、あえて怒られたり叱られた方が、冷静に計算すると、メンタル的にラクになれるコトってあるんですよ。
「今さら○○を聞いたら怒られそうだ」とか「今さらこんな内容で提出しても納得されないだろう」とか、善後策を考えているうちに、時間がどんどん経過してしまって「今さら」のサイズが巨大化したりするもんです。そうしている間にも、無駄に神経がジリジリと削られていくんです。
「不安」という、数日をかけて累積していくストレスと、「怒られる」という、一時的なストレスを天秤にかけてみると、結果的には一時的なストレスの方が軽く済むことも珍しくないみたいです。特に「今さら」をそのままにしておくと、一日ごとに加速度的に重みが増していくので侮れません。
そこで、
「怒られたくないなぁ・・・どうしよう。」 から、 「ここで怒られておけば後がラクになりそうだ!」
という冷静かつ戦術的な思考が重要かも知れません。最初から怒られることを前提にしていると、心の準備ができている状態からスタートできるので、心理的に有利なこともポイントです。
あと、提出物の締め切りもそうですかね。あんまり締め切りを延ばすと「それなりのモノ」を作らないといけない気になって提出しづらくなるものです。時間をかけた割に自分で満足できないと、さらに締め切りの延期をお願いしがちですが、経験上、これはあんまり得策じゃないです。
誰の目にも「この締め切りじゃ大したものできないだろ?」と思える程度の締め切りにして、「大したものができない前提」にしておくと、そんなにキッチリしていなくても文句は言われません。
これくらいのクオリティじゃまずいだろ・・・と思って提出したものが、そのまま通ってしまうことも珍しくはないんですよね。もし、自分なりの完成形を目指していたら、無駄に時間と苦労をかけていたかも知れません。
ラクになる方法って、こういうところにもあります。
完璧主義で失敗しやすい人はぜひ試してみてくださいね。
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