仕事の目的と手段で苦しむ

私は飽き性でもあるし、凝り性でもあります。こういう性格だといろいろと苦労します。興味のないことをしていると数分で眠くなります。逆に凝り出すと見境がなくなりがちです。スイッチのオンとオフが極端というか。それで、仕事でそういうことをすると時間があっという間になくなるわけです。下手をすれば評価もがた落ちです。

さすがにそれでは困るのでいろいろと考えるわけです。で、こういう場合、二つのアプローチが必要らしいことが分かってきました。

まず、眠くなるパターン。この場合は自分がやっていることに価値を見いだしていないか、レベル的にまったく理解の及ばないところに飛びすぎていることが多いです。ゴールが見えないまま突っ走ろうとして消耗して崩れる状況です。脳味噌というのは実によくできていて「あまりに意味のないことをやっている」という自覚があると文字通りスリープモードに入ります。

こういう場合は糸の切れた凧のように無目的にさまよっている状況のため、早々に誰かに相談した方がいいです。眠気と戦いながら無理して続けることは体力と精神力の無駄です。往々にしてそういう状況は目的も手段も曖昧なものです。非生産的な苦労を続けても何も有効なものはそこから生み出されません。

そして、猛烈に好奇心丸出しで次から次へとやりたいこと、知りたいことが飛び出してくる状況。先ほどのパターンは目的と手段が見つからず無気力になっている状態でしたが、これは逆のパターンです。そして、これもよくありません。今度は目的と手段が見つからないのに見つけたような錯覚に陥って、闇雲に走り回っているだけの状態です。

分かりやすくいえば、この2つのパターンは鬱病と躁病に近いものです。無気力でなにもできない状態で消耗するか、テンションだけ舞い上がって無駄に消耗するか。どちらも無駄に消耗するところは同じです。もっとも眠気を必死に我慢するよりは、高揚感のある後者の方が幾分マシなのでしょうが。

実際のところ、この状況から抜け出すのはなかなか難しいのですが、消耗から逃れて生産的になるための手がかりとしては、まず落ち着いて正しい目的と手段を考えることです。手が止まってもいいから、まず、自分は何をしたいのか。何があるといいのか。それはどうやって手に入れるのか。そこからスタートした方がよいと思います。

また、なぜそれが必要なのかちゃんと納得することも大切です。無意味なことをやっているという認識は、無意識であっても気力をじりじりと奪っていきます。「下手な考え休むに似たり」なんてよく言いますが、たぶんそれは間違っています。下手な考えで消耗するくらいなら、いっそ休憩してしまった方がいいんじゃないでしょうか。休憩しながら自分に必要なものを考えた方がいい。

そして、責任者に早めに相談した方がいいでしょう。無駄に消耗しながら、無理して考えた目的と手段がチームにとって意味のないものであったら目も当てられません。かけた時間とかけた気力がすべて産業廃棄物扱いになってしまいます。時間と気力をかけて自分の評価を下げるというのは悔しすぎます。やはり相談した方がいいんです。チームで責任のある人に。

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