アウトラインプロセッサに気をつけろ!

なんということでしょう。少なくとも1週間に1回くらいは、ブログに思ったことを書き連ねていこうと思った矢先に、前回から1ヶ月以上経っているなんて!ちょっと書いてないなあ……と思っていたのが、日付を見ると1ヶ月以上のブランク。そこには落とし穴にハマった私の失敗がありました。

便利なツールが解決してくれる!?

実は先月あたりから、アウトラインプロセッサを使い始めていました。アウトラインプロセッサというのは、思考を階層化してアイデアを練り上げ、構成するためのツールです。エディタと違うのは、階層化したアイデアの要素を入れ替えたりしやすくなっている点です。筋道を先に作っておいてそこに言葉を載せるようなイメージです。これで起承転結のある文章や、重複のない文章、無駄のない文章が書ける……と、いろんなサイトで話題です。

根がぐうたらな私ではありますが、いや、だからこそというか、ラクをすることが大好きです。そんな私に甘い誘いをかけてきたのが「Work Flowy」というクラウドツールです。とりあえず無料で使えます。そしてネットに繋がるデバイスが当たり前の昨今、このサービスもどこでも利用できます。正直なところ便利です。ちょっとしたアイデアが浮かんだ時に、PCを使っていてもスマホを使っていても、さっと記録が取れるのはものすごく便利です。

↓無料で利用できるWorkFlowy

キャプチャ

アイデアが浮かんだら粒度は特に考えなくてもいいところも気軽です。そこから派生して書いていく内に階層化されていって、自ずと粒度が定まってきます。だから、ブログに書きたいなと思ったことを、こまごまと記録しておけば、なんと、気がつけばコンテンツができているという仕組みです。おお、なんてすごいんだ。実際に、完結しないネタがいくらでもでてきます。何かを記録したらそこから派生して別ネタが生まれるなんてことも当たり前にあります。

こんなすごいツールを使い始めたのだから、ブログのネタにも困らないし、さぞ、更新もサクサクと……とはなりませんでした。本当に残念なんですけど。

想像は広がり散漫する

いろいろと話が広がるのはいいのですが、広がりすぎて書きたいことが分からなくなる……という経験をしました。本当にキーワードだけはたくさん浮かんでくるんですよ。おお、これもいいじゃないか。それもいいじゃないかと。しかし、キーワードの繋がりを考えていくと、その途中から別の繋がりに発展していくんです。で、今、なんの話をしていたんでしたっけ……という繰り返し。

これ、仕事でいったら最悪のパターンです。あれもこれもやらないといけないことがあって、全部をそれぞれ追いかけているのだけれど、時間をかけていたら、結局どれも中途半端で終わっていない。成果物にすらならない状態のWordファイルやらExcelファイルはたくさんあるのだけれど、どれひとつ提出できる状態ではない状態。想像の翼が広がりすぎて飛べなくなってしまった感じ。

つまり、書けるネタがあるはずだったのに、拡散して薄まって、そして意欲も薄まってしまったのが私の失敗だったのです。拡散して薄まってしまったのは、私のモチベーションだったかもしれませんし、時間だったかもしれませんし、集中力だったかもしれません。アウトラインプロセッサはおそらく使い方を間違えなければかなり有用なツールに違いありません。が、使い道を誤ると「畳の上の水練」ツールになってしまいます。

別にブログの更新が滞ったところで誰に迷惑がかかるわけでもありませんが、自分でやろうと思ったことが途中で途絶えてしまったのは、やはり気持ちのいいものではありません。そういう意味で、今回の失敗についての対策を考えてみました。

アウトラインプロセッサ利用の注意点

Wikipediaを調べてみると、厳密にいえば、アウトラインプロセッサは「アイデアだし」のツールではないらしいです。アイデア出し目的では、アイデアプロセッサというものがあるそうです。ただし、どうやら、その境界線は曖昧になっているようです。アウトラインプロセッサを使ってアイデアを練ることもできれば、アイデアプロセッサを使って文章の構成(アウトライン)を作成することもできるようです。

今回、使い始めたのはアウトラインプロセッサでしたが、気がついてみたらアイデアだしに終始してしまったのは、アイデアプロセッサとしての使い方に傾いてしまったことが原因なのだと思います。つまり、注意しなければならないのはこのように守備範囲が広いツールは、利用目的を明確に意識しなければいけないということでしょう。アイデア出しがしたいのか、それとも構成を作りたいのか。それによって使い方は明確に変わるはずです。

ところで「WorkFlowy」をけなすわけではありませんが、このツールはとてもシンプルなため自由度が非常に高いです。自由度が高いというのは「真っ白な紙」を渡された状態に近いので注意が必要です。つまり、そこから絵を描くこともできれば、線を引いて便せん代わりに使うこともできます。学校の先生なら答案用紙代わりに使うこともできるでしょう。原稿を書くつもりで、気がついたらお絵かきをしていた……ではいけないのです。

そして、何よりアウトラインプロセッサ自体が勝手に目的を成し遂げてくれるわけではありません。つまり、なんのためにアウトラインプロセッサを使っているのかという点を意識した方がいいのでしょう。つまり、アイデア出しを目的にしているのか、それともアイデアを形にして世の中に出せる状況にするのが目的なのか。そして、基本的にブログを書くのにアウトラインプロセッサは不向きだと個人的には思っています。

目的のサイズに応じた使い方

どんなものでも運べる大型トラックは便利です。だからといって、近所のコンビニに大型トラックで買い物に行く人はいません。大型ジャンボジェットで隣町に行く人もいません。貨物タンカーで魚を釣りに行く人もいません。ほとんどのものは目的に合った適切な使い方で効果を発揮するようになっていて、それを間違えるとたいていの場合は非効率になります。時間、費用、リスク、その他資源を無駄遣いします。

論文や報告書など、ボリュームが大きくなりそうなものはアウトラインプロセッサを使う価値があるでしょうし、放っておくと消えてしまうアイデアを放り込んでおく場所として、クラウドアウトラインプロセッサの価値は高いと思います。ただし、使いどころを間違えると、ブログの更新というちょっとしたことすら実現不能にしてしまう弊害があります。実際のところ、このブログにしても、見出しは3~5つ程度です。

つまり、キーワードを収めるのであれば、見出し分だけあれば事足りるということです。いや、本文自体の構成も必要だろう……となれば、それはそもそもエディタを使ってすべきことです。この一文を書くために、

「キーワード」「収める」「見出し」「事足りる」「本文自体」「構成」「必要」……

などとキーワードを列挙するくらいなら、そのまま文章にしてしまった方がいいに決まっています。キーワードを列挙してから、さらに文章を書かなければならない……なんて工程を辿ることは決して効率化ではありません。モチベーション、時間、集中力、場合によっては電気代と場所代を無駄にします。

ブログに関していえば、この1ヶ月を無駄にして、アウトラインプロセッサの注意点を知りました。愚かなことですが、これが私の現実です。orz

 

※WorkFlowyについて

ところで、WorkFlowy自体はとてもいいツールです。前述の通り、使い方を気をつければいくらでも有用性を発見できると思います。ぜひ、触れてみてください。どうせ始めるのは無料ですし、WindowsでもMacでもAndroidでもiPhoneでも使えます。

ただし、無料といってもどこまでも無料というわけではありません。実は1ヶ月で入力できるキーワード数に制限があるのです。初期状態では1ヶ月に500アイテムまでが上限になっています。試しで使う分にはこれでとりあえずなんとかなりそうですが、使い続けている内に不便がでそうな気がします。

そこで、私はWorkFlowyを紹介してくれた人のリンクを使って、WorkFlowyを使い始めました。まあ、最近のクラウドサービスでありがちですが、紹介した人と紹介された人に拡張容量をプレゼントというやつです。Dropboxとかでも有名な手法ですね。

そんなわけで、もしWorkFlowyを使ってみようかなと思った方は、下のリンクからアカウント作成をしてみてください。デフォルトの1ヶ月500アイテムの制限に250アイテム追加されて、750アイテムまで利用できるようになります。あなたにも、そして私にも!

https://workflowy.com/invite/25c11f42.lnx