AndroidならTexpandで効率入力!

Texpandプロ版が日本解禁!

大事なことです。結論から書きましょう。Androidで効率的な文字入力を実現するための切り札「Texpand」が、ついにプロ版が日本で利用できるようになりました。これでAndroidでも快適入力ができるようになります!
これはニュースです!

Texpand – Text Shortcuts

実例でわかるTexpand

……結論から書きすぎて、これでは何が何だかわかりませんね。
では「Texpand」を使った便利なシーンから、ごらんいただきましょう。

辞書登録できない複数行を入力できる!

たとえば、テキストエディタに「ありり」と入力すると……

緑色のチェックマーク(画面中央)が表示されました。押してみると……

あらかじめ登録済みのメールテンプレートが複数行表示されました。

入力の効率を高めるためにIMEの辞書登録をする人は多いと思いますが、複数行にわたる辞書登録は通常できないので、この機能が使えるだけでもTexpandの便利さがわかると思います。しかし、Texpandの魅力はそれだけではありません。

現在の日付や時刻の挿入ができる!

次は「さんにき」と入力してみました。緑色のチェックマークを押すと……

ある方面で有名な「三行日記」のテンプレートが表示されます。

ここで注目するところは、その時点の日付と時刻が入力されていることです。日付時刻以外では直前にコピーしたクリップボードの内容や、テキスト挿入後のカーソル位置も指定できます。

プロ版で便利になる顔文字入力!

ちょっとしたチャットで顔文字を入力したい時に威力を発揮する機能として、ひとつのキーワードで複数の候補を登録することができます。これはプロ版限定の機能ですが、とりあえずご覧いただきましょう。

おもむろに「ああわく」と入力すると、いつものチェックマークが表示されます。

「ああわく」(アスキーアートわくわく)で、わくわく系の顔文字が選べます。

こうすると顔文字を使いたいタイミングでどんどん送れるようになります。

さらに「ああ」(AA)に続くキーワードを忘れても、オレンジ色のサジェストマークを押すと……

「ああ」から始まるキーワードが一覧表示されるので、全く困りません。

チャットやゲームにも活躍!

エディタだけでなくゲームなどでも使えるので、使い道が広がります。

顔文字用キーワードで登録されたAAを選択すると……

一見、ぐちゃぐちゃに文字が入力されているように見えますが……

このように辞書登録では不可能の長さのペーストも簡単にできます。

クラウドを使ってマルチデバイス!

この機能だけでも結構便利なのですが、複数台のスマートフォンを使っている場合に、キーワードの登録内容がバラバラになってしまうのはいただけません。でも「Texpand」はGoogleドライブに対応しているので心配いりません。

たくさん登録したキーワードを複数台に登録しなおしたくない!

でも、Googleドライブに気軽にバックアップが取れるのでした。

タブレットでバックアップしたデータをスマホで受け取ります。

重複したときに上書き更新するか無視するかを聞かれます。
ここでは「上書き更新(Update)」を選びました。

タブレットでバックアップしておいたデータを選びます。

これでスマホ側でも省略入力データが共有できます♪

体験版を使ってみよう

便利とはいうものの、自分が持っているAndroidで使えるか分からなかったり、自分が実際に使ってみて使いやすいかどうか分からないのは不安です。やはり事前に確認しておいた方がよいでしょう。まずは体験版を入れてみましょう。

まずはGooglePlayで「Texpand」を選びます。(体験版)
Texpand – Text Shortcuts

インストールしたら開きます

アシスト機能の権限を付与するか聞かれるので「OPEN SETTINGS」を選びます

設定画面が開いたら「Texpand」を選びます

offになっているスイッチをタッチします

利用するか聞かれるので、もちろん「OK」を選びます

「DISABLE BATTERY OPTIMIZATION」を選びます
(この設問で電源最適化を有効にすると不具合が出ることが多いのです)

ひとつ前の画面と同じことを聞かれていますが、ここでも「はい」を選びます

これでやっとセットアップが完了です。右下の緑色のボタンを押して……

好きなキーワードと文章を登録するとすぐに使えます。

いくつかの注意点

そんな便利な「Texpand」ですが、いくつか注意点があります。

無料版は10個までしか登録できない

もっとも、キーワードを10個登録した時点で、だいぶ「Texpand」を使いこなしてきている状況かも知れません。有料版にすると、無制限にキーワードを登録できるようになるほか、一つのキーワードで複数の文章登録もできるようになります。

プロ版といってもお値段はお求めやすい330円なので、自販機のコーヒーを2回我慢したくらいの金額です。それだけで所有Android複数台で使えるなんてお得すぎます。ぜひ買っちゃいましょう。

実は、少し前まで、このプロ版を購入することができませんでした。プロ版を購入しようとすると「お住まいの国でご利用いただけません」という、つれないメッセージが表示されていたのです。

ダメモトでコメントに日本でも使えるようにしてほしいと拙い英語で書いてみました。

で、2日後になんの気なしにGooglePlayを覗いてみたら、なんと330円で買えるようになっていました。以前から日本の国対応を準備しておいてくれたのかもしれませんが、私にとっては「神対応」というやつです。
本当にありがとう!

仮に納得できない内容だったとしても330円。納得できたとしたらほとんどタダみたいなものです。

基本的に「テキスト」補完しかできない

こちらは無料版・プロ版いずれも該当するのですが、「Texpand」はその名の通り「テキスト」が補完対象になります。

「テキスト」というのは、フォントの大きさや色や装飾などをしない文字データのことです。そのため、Googleドキュメント、Wordなど、文字装飾できるアプリケーションでは補完機能が使えません。

多くのAndroidアプリではテキストデータを入力することがほとんどなので、困ることは少ないのですが、GoogleドキュメントやWordを多用する人は知っておいた方がいいでしょう。

開発者もすでにこの課題を把握しているようですので、できるだけ早い解決が待たれます。(または、テキストだけに特化するという方向性を明確にするのかもしれませんが。)

IME登録との棲み分け

「Texpand」を使ったからといって、それまで使っていたGoogleIMEやATOKの辞書登録が不要にはなりません。日常的な変換でメインになるのはIME辞書となるでしょう。「Texpand」はあくまでも「Android専用の頻出文例変換」として補完的に使うのがいいでしょう。

辞書登録マニアの方々向けにメッセージを発信するとすれば、IME辞書の効率化は通常変換と干渉しないように工夫する必要がありました。たとえば、

「いそ」→「お忙しいところお手数をおかけしております。」

と登録すると、「 いそいそ と出かける」という文章を入力した時点で誤変換が発動します。それを避けるために、

「いっそ」→「お忙しいところお手数をおかけしております。」

と登録すれば、「 いっそ 、このままどこかに行きたい。」で、誤変換が発動します。

だから、IMEマニア達は、
「sgt」→「お忙しいところお手数をおかけしております。」
※「sgt」←「Oi S o G asii T okoro」

のように、あえて子音字だけで略語登録を構成したりするのですが、少なくとも「Texpand」はIMEとは個別に文字挿入の仕組みが動作するので、IME辞書との干渉を考えなくてもいいというのは非常にメリットです。

使いどころは?

これと同じような機能として、PCでは「PhraseExpress」というソフトウェアを使っています。これもIMEとは個別に動作する仕組みで「Texpand」とほぼ同じ(というか、それ以上の)機能を使えるものです。で、私は次のように棲み分けを考えています。

【IME辞書】

  • 日常的によく使う用語登録
  • 日常的によく使う略語登録

【Texpand/PhraseExpress】

  • 複数行にわたる文章登録
  • 月日時刻その他の動的入力
  • 頻度が特に高い略語登録
     →Texpand:Android専用のキー配列で登録
     →PhraseExpress:PC専用のキー配列で登録

個人的な今後の挑戦

Android用の「Texpand」と、PC用の「PhraseExpress」のデータをどのように共有するかという点に興味があります。そもそもキー配列が違うので、全く同じキーワードではあまり意味をなしませんが、一方で、あまりにルールが違いすぎると記憶しなければならないことが増えます。

デバイスを使って効率化する背景には、限界や劣化のある人間の能力を超えたいという欲求があります。そして「記憶力」もそのひとつです。つまり人的な記憶力に依存した効率化というのは、 仕組みとして美しくない と私は思います。

いいアイデアが思いついたら、ここに書いてみたいと思います。
それでは、また。

WiMAX契約のコツのようなもの

WiMAXを契約しよう!と思ったが……

前回の記事で、Y!mobileの悪逆非道な「305ZT」のトラップにやられて、2年間の「3日間1GBで使い放題の刑」の刑期を終えて、晴れてY!mobileの解約&WiMAX契約をしたところまで書きました。

まー、ところがWiMAXって、たくさん販売店があるんですよ。何も見ないで思いつくところでは、UQ WiMAX本家、BIGLOBE、ニフティ、GMOとくとく……とか、そのあたり。とくにこのあたりは比較サイトによく出てきますね。

ただ、ざっくり私の事例を書くと、さっさとBroadWiMAXに決めちゃいました。

最初から安く済むBroadWiMAX一択でした

まあ、どこを選んでもいいんですが、私の場合、いくらキャッシュバックが大きかろうが、目に見えるコストが大きくては困るんです。だって、いくら数ヶ月後に大きなキャッシュバックがあろうが、クレジットカードの請求額がいきなり大きくなったら家族を心配させるじゃないですか(笑)。

そういう意味では、キャッシュバックがなかろうが、最初から安いBraodWiMAXに決めました。もっとも、お金の管理が自分の範囲内で完結する独身時代だったら別の選択肢を選んだかも知れませんが、それにしても忘れた頃を狙い撃ち的にやってくるキャッシュバックは、つい忘れてしまいそうで精神衛生上よくないかなと。

プランはこれまた「ギガ放題プラン」一択です

基本的に WiMAXはそれ単体で契約しないもの だと思っています。なぜなら地上の圏内なら実質容量無制限で使える強みがあるものの、走行中の地下鉄区間はからっきし役に立たないからです。

つまり、地下区間も含めて幅広いエリアをカバーすべきなのは WiMAX以外 の一般キャリア電波を少なめに使うのがよく、WiMAXの強みとして寛大すぎる容量制限を活かす方がよいと思います。となると、選択肢は「ギガ放題プラン」となるわけです。

機種は何を選ぶべきか……W04かWX03か

いろんなサイトで「WX03 vs W04」みたいな感じで書かれていますけど、まあ「W0系」でも「WX0系」でも、どちらでもいいと思います。ざっくり書けばコンパクトでロングバッテリー(エコモード)なら「WX0系」で、WiMAX以外のキャリアを契約していなくて、地下などのカバー範囲に不安を感じるなら「W0系」でいいと思います。

「えー、でも、一度端末を選んでしまうと、数年間、契約縛りとかで端末を変えられないんじゃないの?」

確かにそうです。……が、ある程度のリスクを受け入れれば他の選択肢もあります。それは後で書きます。

故障の保証はどうしようか

モバイルルーター端末って意外と壊れません。ですが、以前、Y!mobileのモバイルルーター端末が壊れたことは一度あります。酔っ払って雨の中を笑いながら歩いていたら、モバイルルーター端末に水が入って動かなくなりました。バカですね。(笑)

で、ここからが大事な話なんですが、その時に入っていた故障の保証は使えませんでした。だって、過失による水没ですもの。くそ!月額の保険料返せ!……と、嘆いたところで仕方がないんですよね。水没はダメって書いてあったんで。

端末が水没しても修理にはお金がかかる。でも、修理しないと数年縛りの契約で月額通信料はずっと払い続けなければならない。こんなバカバカしい話ってないわけですが、ショップの店員さんがこっそり教えてくれました。

「アウトレットの端末を購入すればSIM入れ替えで使えることがありますよ」

結局、故障した端末は捨てることにして、ネット通販で購入した新古品のモバイルルータ端末にSIMを差し替えたら見事に使えました。その時の端末代、なんと3000円くらい。月々の故障保証(しかも水没はアウト)の保険料半年分もかからずに回収できることになります。

故障の保証はつけない

BroadWiMAXでは、通常の保証に加えて、水没故障まで対応した保証オプションがあります。が、思い切って、水没保証どころか、普通の保証もつけないという選択肢もありです。なぜなら、端末は中古なり新古で別途買った方がメリットが高いからです。

故障したら修理期間は端末を使えない

たしかにすこし高めの保険料を払えば水没すら無償で「修理」してくれるのですが、あくまでも「修理」なのです。「交換」じゃなくて「修理」。実際には、過去に誰かが壊した端末を修理したものと交換になるのですが、なぜか二週間くらい使えない期間ができるのです。あくまでも「修理」という名目ですから。

壊れなかったら払った保険料は戻らない

私の事例では水没させた端末は保証範囲外ということで、まったくもって故障の保険料は無駄金だったわけですが、まあ、運良く端末が壊れなかったとしても、保険料は戻ってきません。というか、通常はあまり保険を使うことも少ないでしょうから、キャリアにとっては非常にいいプラン設定なのですね。

基本的に同じ端末を使い続ける

修理してもなお、同じ端末が戻ってくることになります。だいぶ古くなってきたのに、修理したらほどほどに時代遅れの端末が戻ってくるだけなんです。それを考えると、中古なり新古で別の端末を購入する選択はありだと思います。

知っておくべきリスクについて

ただ、誰にでもオススメできるというわけではありません。リスクもあります。そのリスクを考えた上で選択するとよいと思います。

WiMAX端末が動作しないことがある

一口にWiMAX端末といっても、WiMAXのプロバイダ(BIGLOBEやGMOなど)は様々です。そしてSIMにプロバイダ縛りをかけていることもあります。プロバイダが指定した端末以外では動作しないようになっていることがあるということです。

購入前に手持ちのSIMを刺して動作を確認させてくれるお店が近くにあればいいのですが、そうでなければ多くの場合通販で端末を入手することになります。動作しなかった時に返品保証をしてくれていたとしても、時間もかかるし面倒くさいです。

ちなみに私はイオシスで入手しました。もっといえば秋葉原の実店舗「けっこう安い」で購入です。

イオシス

ある日使えなくなるリスクがある

中古または新古で端末を買ったとしても、その端末が次のようないわくつきの状態だとしたらどうなるでしょうか。たとえば、詐欺のクレジット情報でだまし取っていたとか、あるいは盗品だったり、代金支払いを踏み倒してしまったなどという場合。

このような時にキャリアは販売した端末に対して遠隔から使用不能にすることができます。この状態を赤ROMというのですが、中古で入手した端末がこの状態に陥ると残念ながらその端末はもう使えません。
(詳しくは先ほどのイオシスさんのリンクを参照してください。)

このような状況を避けるために、イオシスさんを含む一部業者では「赤ROM保証」をしているところもあります。が、まあ、そうなってしまうと、手続きも面倒で時間もかかってしまうということで、そういうリスクはあります。

誰にでもオススメできるわけでもないですが、メリットとデメリットを秤にかけてご検討してみてはいかがでしょうか。
それでは。

WiMAXに変えれば怖くない!

Y!mobile→WiMAXで拭い去った恐怖

「2年縛り」で、泣く泣く使い続けていた悪名高きモバイルルータ「305ZT」の2年が満了を迎えたので、二度とソフトバンク系のインフラなんて契約するものか!と心に誓いながら、無事にY!mobileを解約しました。

何が悪名高かったのか?……それは「305ZT」で検索すればすぐに分かりますが、当初「高速ネット環境が使い放題」として売り出していたものの、すぐにレギュレーション変更をかけてきたのです。

  • 3日で1GBの通信容量制限を課した
  • 制限越えると128Kbpsの低速帯域制限

つまり、契約時の「ネット使い放題」という宣伝文句に騙された多くのユーザは、「3日で1GB制限」で、実質「(1ヶ月10GBまでなら)使い放題」という、欺瞞に満ちた条件でモバイルルータを使うハメになったのでした。

「10GB制限」≠「使い放題」なのは明らかです。「200gまで食べ放題の焼肉店」を食べ放題だと認識する人がどの程度いるか……という話ですが、ひどいのは入店前には「食べ放題」と呼び込んでおいて、入店して10分経ってから「但し200gまでね」と言われたようなものなのです。

まあ、個人的には「モバイルルータを日常的なブロードバンド環境と同じ感覚で使う方も使う方」という気持ちはありますけどね。限られた帯域の通信機材でやりたい放題やっていれば、制限をかけざるを得ないことは当然のことなので。

だから、常態的かつ非常識に帯域を使い続けた人が制限を食らうことは、ある意味で正しいことです。

ただ、このルールの問題点は、普段ヘビーに使わない人に猛烈な不公平を強いたことが大きな問題でした。普通に使っている分には、ほとんどの場合制限に引っかからないからです。

しかし、意図しないタイミングでこの制限に引っかかった時、使い物にならないレベルの低速制限を食らわされて「305ZT」ユーザは地団駄を踏むのです。

恐怖1:端末の自動アップデート

Android端末を買い換えた後や、WindowsPCをモバイルルータに接続した時に発生します。様々なセキュリティリスクに対応するためにOSの更新は必須ですが、Androidにせよ、Windowsにせよ、特定の設定をしておかないと自動的に大量ダウンロードを始めます。

ほとんどの場合、バックグラウンド(ユーザの見えないところ)でダウンロードを実行するので、知らないうちに帯域制限にかかっている状態になります。

これを防ぐためには端末側で自動アップデートをしない設定を施せばよいのですが、それだとセキュリティリスクがしばらく対策されないことになって非常に危険です。

恐怖2:Googleフォトの自動同期

「305ZT」が発売された当時にはそれほど活用されていなかった「Googleフォト」は自動的に撮影した動画や写真をクラウドに保存してくれる便利なサービスです。たとえ端末が故障しても画像データはクラウド上に残ります。

しかし、このサービスも「3日で1GB制限」問題を浮き彫りにすることもあります。

普段の数枚ほどの写真撮影ならば問題にならないのですが、たとえばなにかの記念イベントでたくさん写真を撮ったり、ここぞとばかりに動画を撮ってしまうと一気にクラウドへの大量アップロードがかかります。

私の場合、大抵は端末の反応速度が極端に鈍くなって異常に気づくパターンでした。ちなみにAndroidであれば、バックグラウンド通信を行う無線LAN装置を制限する設定で抑制は可能です。……が、まあ、不便ですよね。

恐怖3:EvernoteやDropboxの同期

クラウド上に様々な情報やファイルを置いておけるサービスも最近ではすっかりメジャーになりました。しかし、これもまた突発的にサイズの大きなファイルを置いてしまうと大量のダウンロードが発生します。

これは気をつけようと思えば気をつけられそうなものですが、たまにEvernoteやDropboxを初期インストールすると、悩ましいことになります。

多くの人がダウンロードする前提のサービスのため、ダウンロード速度はサーバ側でわざと抑制されていて、長く使っていればいるほど短時間には完了しないからです。

十分に帯域を使える自宅の固定回線で同期ダウンロードを開始して、都合でその端末を外に持ち出してしまうと、その同期ダウンロードがモバイルルーターで継続されてしまうことがあります。

いくら低速でダウンロードされるにしても、モバイルルーターに繋がっている間ずっとダウンロードされれば、たまったものではありません。

恐怖4:アプリのバックグラウンドDL

AndroidやiOSのストアでアプリをダウンロードする時、たいていの場合はあっという間にダウンロードが終わりますが、最近のアプリは本体だけ軽くしておいて、必要なデータを後から大量にダウンロードするものが多いです。

ゲームアプリをダウンロードして起動してみると、そのタイミングで「1.2GBの更新データをダウンロードします。よろしいですか?」と聞かれてびっくりすることがあります。

このように確認されるならまだマシです。アプリによっては何事もないように動いているように見えて、バックグラウンドで数GBの更新データを読み込んでいることがあります。

常に迫り来る帯域制限のリスク

一時期流行ったファイル交換ソフト「Winny」のような大量通信を行うようなソフトをまだ使っている人は皆無だと思いますが、そのようなネット帯域を大量に使う確信犯でなくても、前述の通り通常のネット利用で「3日で1GB制限」の壁を触れるリスクは高くなっています。

「305ZT」以降のY!mobileの契約や、LTE通信、4G通信(いわゆるdocomoやau、SoftBankなどのスマホ電波)の制限では「3日で3GB」というところがほとんどですが、これにしても不運が重なれば帯域制限をかぶるリスクは十分にあります。

WiMAXの圧倒的な強み

このような憂鬱な帯域制限を一気に解決してくれるのがWiMAXです。

3日で10GBの通信容量制限

この基準は圧倒的です。何かの間違いで意図せずに大量の通信が発生してしまったとしても、おそらくこの制限にひっかかるのは難しいでしょう。「305ZT」の帯域制限から考えれば天と地ほどの差があります。

帯域制限は1Mbps

多くのキャリアの帯域制限は128Kbpsであるのに対して、WiMAXの帯域制限はYoutube標準動画視聴が可能なレベルです。快適!……というわけにはいかないでしょうが、128Kbpsの帯域制限からすれば破格の対応と言えます。

制限時間は翌日の18時~深夜2時頃

基本的に自宅でたくさん使うのは固定回線、移動時に容量の心配が無用な通信環境がWiMAXという使い分けをすると、仮に帯域制限にかかる自体になっても影響が極めて少ない制限です。

尖ったサービスWiMAXの泣き所

とはいえ、WiMAXも万能であるわけではありません。むしろ大きな泣き所を持つのもWiMAXだったりします。

移動中の地下鉄では使えない

走行中の地下鉄線内のWiMAXの受信感度についていえば、ほぼまるっきり使えないと考えた方が無難です。実際にほとんどの地下鉄走行区間ではまともに使えておらず、私の場合はその区間だけはひっそりとキャリア(docomo)電波を使って通信をしています。

地下駅の感度について検索してみると、地下駅でもWiMAXはがんばっている……というサイトも見かけます。
確かに「走行中の地下鉄」でなく「地下駅構内」ではそこそこ繋がるような気がします。が、比較的大規模な池袋駅の地下構内では、ホームですら繋がらないところもあります。

公式のUQ WiMAX含むサイトの情報を総合すると、純粋なWiMAX電波で地下を網羅するつもりはないらしく、補完的にauの電波を使ってフォローする方針のようです。

WiMAXとauのキャリア電波をハイブリッドで使えるモバイルルータ端末(W04など)もありますが、auのキャリア電波側には「3日で3GB制限」が設定されていて、それに引っかかると、WiMAX側も128Kbpsになるというトラップもあったので要注意です。
(auの通常キャリア並みの制限事項が、WiMAXの無制限のメリットを消してしまう)

ただ、2017年7月現在の情報では、

速度制限がかかるご利用データ量
直近3日間で10GB以上(「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」のデータ量の合計)
UQ公式サイト

と、あるので、もしかすると、au側でも3日で10GBの容量制限が適用されているのかもしれませんが、現時点で当サイトでは確認していないので、契約前または利用前に信頼できるソースに確認してください。

基本的にWiMAX単体では使わない

通信制限のなさはWiMAXの大きな魅力ですが、少なくともその網羅性においてWiMAX契約単体で活躍できるとは考えない方が良さそうです。auのキャリア電波(LTE)の扱いによっては、WiMAX契約単体で輝く可能性は大きいようにも感じます。

ただ、au単体で3日で3GB制限を課しているのに、WiMAX契約者のみにauキャリア制限の緩和をすることがあるのでしょうか。
このあたりの同行には注目したいと思います。

正しいAndroidスマホの紛失方法(後編)

~Google遠隔初期化をキャンセルする方法~

今回のスマホ紛失騒動を貴重な経験として、では冷静な状況下でどうすべきだったのか、反省点を振り返って書いてみたいと思います。

【注意】これは2017/03/23(木)時点での対応手順です。時間経過により状況が変わっている場合がありますので、十分に内容を理解された上、自己責任でご参考になさってください。内容を理解できない場合は、これを印刷してドコモの店員さんに手伝ってもらうと安心かもしれません。いずれにせよ、この手順を参考にして万が一何らかの損害が発生しても一切の責を追えませんのでご了承ください。

スマホ紛失でわかったこと

紛失時に避けた方がいいこと:

(1-1) スマホを探すためにあわてて電話をかけない!
(1-2) 思いあまってGoogleデバイスマネージャから遠隔初期化をかけない!

紛失する前にあらかじめやっておくべきこと:

(2-1) 遠隔ロックの設定は有効に設定しておく!
→これをやっておかないとGoogleサービスからの遠隔ロック機能が使えません!
(2-2) SDカードは暗号化しておく!
→SDカードは遠隔初期化できず、先に取り外されたら手の施しようがありません!
(2-3) GoogleデバイスマネージャでGPS位置特定可能にしておく!(他端末必須)
→ドコモに問い合わせるよりもすばやくGPSの位置特定ができます
(2-4) セキュリティのためロック画面を設定しておく
→ロック画面がなくボタンひとつで普通に使えるスマホは守るすべがありません
(2-5) 電子マネーはまとまった額を入金せず失っても許容できる金額の範囲にする
→スマホ紛失の場合はほぼお金は返ってこないと考えるのが現実的です
→がんばってみてもいいのですが時間や手間などのコストが思った以上にかかります
(2-6) ドコモの公衆Wifiサービスを使わない設定にしておく
→繋がっても品質が低いことの方が多く不意に繋がると危ないかもしれません

その上で紛失したときにすべきことの順番:

(3-1) 電源が入っているうちにGPS位置特定をしておく(ドコモお探しサービス)
→前述(2-3)ができているならGoogleデバイスマネージャで位置特定します
→その結果、自宅にあるようなら着信音を鳴らしてみてもいいかもしれません
→紛失に気づいた電車と一緒に移動しているなら電車から降りずに追跡できる
(3-2) Googleデバイスマネージャから遠隔ロックをかける
→ロックをかけるだけでなく連絡を促す電話番号指定やメッセージ表示も目的
(3-3) ドコモにオサイフケータイ停止を依頼
→悪意の第三者によるオサイフケータイの悪用を回避します
(3-4) 警察署に遺失物届けを出す
→GPSでおおむねの紛失位置が特定できているようならその点も伝達する
(3-5) ドコモでケータイ補償サービスを活用
→補償がまったく使えない状況でないなら正規の手順を踏むのがよい
→よほど使っていた端末が気に入らないなら中古で他端末を買うのもあり

スマホ紛失時あきらめなければならないこと:

(4-1) 基本的に紛失していたスマホに入っていた電子マネーはあきらめる
→実際にいろいろと調べ解決を試みてわかりましたが無理と考えるのが妥当です
→モバイルSuicaの定期券はスマホに入れないほうが安全かもしれません
→モバイルSuicaのコールセンターよりはみどりの窓口にいった方がいいかも

スマホ紛失騒ぎの後始末

結論から書くと、警察署から機種番号の照会を受けたドコモからスマホ発見の連絡を受けました。その際、警察署の窓口時間、引き取りに持っていくものも連絡されます。ちなみに私がドコモから案内された内容は次の通りです。

(1) 警察から照会のあった機種番号(メモに控える)
(2) 警察から通知のあった受理番号(メモに控える)
(3) 本人確認のできるもの(免許証など)
(4) ゴム印ではない印鑑
(5) 問合せ先の警察署名と連絡先
(6) 警察署の受付時間(平日のみで8:30~17:00)

私のように遺失物管理の担当が会計課など昼間の部署の場合だと、24時間空いている警察署なのに夜間は引取りにいけません。お役所的体質を恨みましたが仕方ありません。有給休暇を消化して受け取りに行きました。ちなみに私の場合、警察署で機種名と色を聞かれただけで、(1)と(2)については何も聞かれることがありませんでした。(せっかくメモとったのに!)

Googleデバイスマネージャの遠隔初期化の恐怖と対処

「紛失時に避けた方がいいこと」に書いたとおり、Googleデバイスマネージャからの遠隔初期化はやらない方がよかったのです。ロックがかかった時点でAndroid端末の本体データにはアクセスできない状態になります。また仮にSDカードが暗号化されていなければ、SDカードを取り出してPCにでも繋いでしまえばまったく意味がありません。

劇的な効果が見込めない割に、Googleデバイスマネージャの機能を紹介したサイトでは恐ろしいことが書いてあります。「初期化は最後の手段」とか、「一度削除を選ぶと後戻りできません」など。つまり、何らかの方法でGoogleと通信できる状況になった瞬間に端末の初期化が始まってしまうのです。目の前におそらく紛失した状態のままのスマホがあるのに……です。まるで死の宣告を受けたスマホ。

しかし、次の一文を見たときに「おや?」と思いました。それは「Googleの遠隔ロックも遠隔初期化も、あらかじめ、端末側で遠隔ロック、遠隔初期化の利用を有効にしておく必要がある」という説明です。つまり、Google側から遠隔でロックや初期化をかけても、端末側でそれを受け付けない設定になっていると、Googleサービスからのロックも初期化が無効化されるということです。

私の場合はドコモにサービス停止を依頼しているので、そのままでは電源を入れてもGoogleからのロックや初期化の通信が届きません。しかし、今まで利用していたモバイルルータの接続情報は覚えているはずです。つまり、電源を入れたとたんにモバイルルータにネット接続されてしまえば、初期化が始まってしまいます。結論としては、次の手順で慎重にGoogle遠隔初期化をキャンセルすることに成功しました。

Googleデバイスマネージャの初期化キャンセル手順:

(1) 自宅に帰るまで旧スマホの電源を入れない
(2) 自宅内の無線Wifiの回線を元から抜き通信できないことを確認
(3) 所有モバイルルーターがすべてオフになって通信できないことを確認
(4) 自宅付近でドコモ公衆Wifi回線が使えないことを確認(念のため)
→もしも「docomo0000」や「docomo0001」が入るならすぐに場所移動
(5) 万が一を想定して旧スマホからSDカードを抜く
(6) 旧スマホの電源をOnにする
(7) 紛失以前どおりの操作で旧スマホのロック画面を解除する
(8) 設定画面から「遠隔ロック」と「遠隔初期化」のスイッチを「無効」にする
(9) PCがある場合は旧スマホと接続して本体内のデータを退避する
(10) 自宅内またはモバイルルータを通信できる状態に戻す
(11) 旧スマホがネット接続しても初期化されないことを確認する

Googleデバイスマネージャの遠隔初期化が解除できれば、リモート初期化の恐怖はひと段落です。また、スマホを紛失すると対応が絶望的なオサイフケータイに関しても一気に明るい光が降り注ぎます。

旧スマホからオサイフケータイ情報を移行する手順:

(1) ドコモショップに行ってオサイフケータイの停止解除を依頼します
※この時点で「赤ROM」化された旧スマホは「白ROM」状態に戻ります。
(2) 旧スマホに新スマホのSIMカードを移し変えます
→旧スマホがドコモの電波を受信して使えていることを確認します
→EdyやSuicaのアプリにアクセスして電子マネーの金額表示を確認します
(3) それぞれの電子マネーをそれぞれの手順に従って移行手続きをします
→端末内データを各電子マネーのサーバに戻し新スマホで引き取るイメージ
→Suicaの入場記録が残っている場合、本来出るはずだった改札で精算
→入場記録が残っているとSuicaの電子マネー移行はできない
(4) 新スマホにSIMカードを移してオサイフケータイデータを書き戻す

今回の出来事から得られた知見:

(1) Googleデバイスマネージャでの初期化は遠隔初期化を解除できる
→ただし、通常ロック画面が解除できることが大前提です
(2) 「赤ROM」化した端末は正規の手続きで「白ROM」に戻る
→もちろん白ROMになったスマホは返却しないとペナルティがあります
(3) オサイフケータイを紛失した場合は、基本的にあきらめるしかない
→取り戻すための時間的・精神的コストを考えると釣り合いません

アウトラインプロセッサに気をつけろ!

なんということでしょう。少なくとも1週間に1回くらいは、ブログに思ったことを書き連ねていこうと思った矢先に、前回から1ヶ月以上経っているなんて!ちょっと書いてないなあ……と思っていたのが、日付を見ると1ヶ月以上のブランク。そこには落とし穴にハマった私の失敗がありました。

便利なツールが解決してくれる!?

実は先月あたりから、アウトラインプロセッサを使い始めていました。アウトラインプロセッサというのは、思考を階層化してアイデアを練り上げ、構成するためのツールです。エディタと違うのは、階層化したアイデアの要素を入れ替えたりしやすくなっている点です。筋道を先に作っておいてそこに言葉を載せるようなイメージです。これで起承転結のある文章や、重複のない文章、無駄のない文章が書ける……と、いろんなサイトで話題です。

根がぐうたらな私ではありますが、いや、だからこそというか、ラクをすることが大好きです。そんな私に甘い誘いをかけてきたのが「Work Flowy」というクラウドツールです。とりあえず無料で使えます。そしてネットに繋がるデバイスが当たり前の昨今、このサービスもどこでも利用できます。正直なところ便利です。ちょっとしたアイデアが浮かんだ時に、PCを使っていてもスマホを使っていても、さっと記録が取れるのはものすごく便利です。

↓無料で利用できるWorkFlowy

キャプチャ

アイデアが浮かんだら粒度は特に考えなくてもいいところも気軽です。そこから派生して書いていく内に階層化されていって、自ずと粒度が定まってきます。だから、ブログに書きたいなと思ったことを、こまごまと記録しておけば、なんと、気がつけばコンテンツができているという仕組みです。おお、なんてすごいんだ。実際に、完結しないネタがいくらでもでてきます。何かを記録したらそこから派生して別ネタが生まれるなんてことも当たり前にあります。

こんなすごいツールを使い始めたのだから、ブログのネタにも困らないし、さぞ、更新もサクサクと……とはなりませんでした。本当に残念なんですけど。

想像は広がり散漫する

いろいろと話が広がるのはいいのですが、広がりすぎて書きたいことが分からなくなる……という経験をしました。本当にキーワードだけはたくさん浮かんでくるんですよ。おお、これもいいじゃないか。それもいいじゃないかと。しかし、キーワードの繋がりを考えていくと、その途中から別の繋がりに発展していくんです。で、今、なんの話をしていたんでしたっけ……という繰り返し。

これ、仕事でいったら最悪のパターンです。あれもこれもやらないといけないことがあって、全部をそれぞれ追いかけているのだけれど、時間をかけていたら、結局どれも中途半端で終わっていない。成果物にすらならない状態のWordファイルやらExcelファイルはたくさんあるのだけれど、どれひとつ提出できる状態ではない状態。想像の翼が広がりすぎて飛べなくなってしまった感じ。

つまり、書けるネタがあるはずだったのに、拡散して薄まって、そして意欲も薄まってしまったのが私の失敗だったのです。拡散して薄まってしまったのは、私のモチベーションだったかもしれませんし、時間だったかもしれませんし、集中力だったかもしれません。アウトラインプロセッサはおそらく使い方を間違えなければかなり有用なツールに違いありません。が、使い道を誤ると「畳の上の水練」ツールになってしまいます。

別にブログの更新が滞ったところで誰に迷惑がかかるわけでもありませんが、自分でやろうと思ったことが途中で途絶えてしまったのは、やはり気持ちのいいものではありません。そういう意味で、今回の失敗についての対策を考えてみました。

アウトラインプロセッサ利用の注意点

Wikipediaを調べてみると、厳密にいえば、アウトラインプロセッサは「アイデアだし」のツールではないらしいです。アイデア出し目的では、アイデアプロセッサというものがあるそうです。ただし、どうやら、その境界線は曖昧になっているようです。アウトラインプロセッサを使ってアイデアを練ることもできれば、アイデアプロセッサを使って文章の構成(アウトライン)を作成することもできるようです。

今回、使い始めたのはアウトラインプロセッサでしたが、気がついてみたらアイデアだしに終始してしまったのは、アイデアプロセッサとしての使い方に傾いてしまったことが原因なのだと思います。つまり、注意しなければならないのはこのように守備範囲が広いツールは、利用目的を明確に意識しなければいけないということでしょう。アイデア出しがしたいのか、それとも構成を作りたいのか。それによって使い方は明確に変わるはずです。

ところで「WorkFlowy」をけなすわけではありませんが、このツールはとてもシンプルなため自由度が非常に高いです。自由度が高いというのは「真っ白な紙」を渡された状態に近いので注意が必要です。つまり、そこから絵を描くこともできれば、線を引いて便せん代わりに使うこともできます。学校の先生なら答案用紙代わりに使うこともできるでしょう。原稿を書くつもりで、気がついたらお絵かきをしていた……ではいけないのです。

そして、何よりアウトラインプロセッサ自体が勝手に目的を成し遂げてくれるわけではありません。つまり、なんのためにアウトラインプロセッサを使っているのかという点を意識した方がいいのでしょう。つまり、アイデア出しを目的にしているのか、それともアイデアを形にして世の中に出せる状況にするのが目的なのか。そして、基本的にブログを書くのにアウトラインプロセッサは不向きだと個人的には思っています。

目的のサイズに応じた使い方

どんなものでも運べる大型トラックは便利です。だからといって、近所のコンビニに大型トラックで買い物に行く人はいません。大型ジャンボジェットで隣町に行く人もいません。貨物タンカーで魚を釣りに行く人もいません。ほとんどのものは目的に合った適切な使い方で効果を発揮するようになっていて、それを間違えるとたいていの場合は非効率になります。時間、費用、リスク、その他資源を無駄遣いします。

論文や報告書など、ボリュームが大きくなりそうなものはアウトラインプロセッサを使う価値があるでしょうし、放っておくと消えてしまうアイデアを放り込んでおく場所として、クラウドアウトラインプロセッサの価値は高いと思います。ただし、使いどころを間違えると、ブログの更新というちょっとしたことすら実現不能にしてしまう弊害があります。実際のところ、このブログにしても、見出しは3~5つ程度です。

つまり、キーワードを収めるのであれば、見出し分だけあれば事足りるということです。いや、本文自体の構成も必要だろう……となれば、それはそもそもエディタを使ってすべきことです。この一文を書くために、

「キーワード」「収める」「見出し」「事足りる」「本文自体」「構成」「必要」……

などとキーワードを列挙するくらいなら、そのまま文章にしてしまった方がいいに決まっています。キーワードを列挙してから、さらに文章を書かなければならない……なんて工程を辿ることは決して効率化ではありません。モチベーション、時間、集中力、場合によっては電気代と場所代を無駄にします。

ブログに関していえば、この1ヶ月を無駄にして、アウトラインプロセッサの注意点を知りました。愚かなことですが、これが私の現実です。orz

 

※WorkFlowyについて

ところで、WorkFlowy自体はとてもいいツールです。前述の通り、使い方を気をつければいくらでも有用性を発見できると思います。ぜひ、触れてみてください。どうせ始めるのは無料ですし、WindowsでもMacでもAndroidでもiPhoneでも使えます。

ただし、無料といってもどこまでも無料というわけではありません。実は1ヶ月で入力できるキーワード数に制限があるのです。初期状態では1ヶ月に500アイテムまでが上限になっています。試しで使う分にはこれでとりあえずなんとかなりそうですが、使い続けている内に不便がでそうな気がします。

そこで、私はWorkFlowyを紹介してくれた人のリンクを使って、WorkFlowyを使い始めました。まあ、最近のクラウドサービスでありがちですが、紹介した人と紹介された人に拡張容量をプレゼントというやつです。Dropboxとかでも有名な手法ですね。

そんなわけで、もしWorkFlowyを使ってみようかなと思った方は、下のリンクからアカウント作成をしてみてください。デフォルトの1ヶ月500アイテムの制限に250アイテム追加されて、750アイテムまで利用できるようになります。あなたにも、そして私にも!

https://workflowy.com/invite/25c11f42.lnx

 

AmazonPrime会員の年会費

AmazonのPrime会員、年会費は3900円なのだけど長いこと迷ってました。買い物をするとお急ぎ便を使いたくなるけれど、そんなにAmazonで買い物しないだろうと。年間で10回くらいは利用しないと元が取れなさそうだなと。

ただ、Prime特典をじっと見ていたら、状況によってものすごく使えるような気がしてきました。Amazonのサイトをみないで、記憶に残っている特典を列挙してみます。

Amazonで購入したアイテムで、(1)2000円以下で配送料がかかるところが無料に。(2)お急ぎ便や日時指定の配送が無料に。(3)映画などの動画コンテンツが見放題。(4)音楽が聴き放題。(5)フォトデータのクラウドが使い放題。(6)Kindle本が1ヶ月に1冊無料。

(1)(2)は買い物をする時だけありがたいわけですが、よく考えれば配送料を定額で前払いしているだけなんです。あんまりAmazonで買い物しない立場からすればあまりに微妙すぎる対価です。

(3)は別に契約しているHuluの方が充実しているので魅力はさほどありません。しかも露骨にChromecastの締め出しをしているのはいただけません。全力でChromecastを排除しているのは器が小さいとしか思えません。Amazonのガジェットを使わない限り低画質なのも残念です。

(4)については、まだ試していませんが、有線放送のようにずっとBGMとしてかけておけるならそこそこ価値がありそうな気がします。が、懐かしい中高生の頃のラジカセ時代とは違い、部屋でずっと音楽をかけっぱなし……という感じでもありません。あればいいけど、それだけのためにお金を払うのは違うような気がします。

(5)については、競合が多すぎますよね。Googleも、Microsoftも、Evernoteも、Instagramも、クラウドサービスで画像の奪い合いになっています。たくさんあるうちのひとつという意味では、それほど魅力のコアにはなりえません。

(6)について。Kindle専用端末に限りですが月に1冊だけ無料でKindle本が読める。この特典については長い間スルーしていたのですが、ちょっと待てよと思いました。Kindle専用端末縛りという部分は微妙ではありますが、ただ、それさえ持っていればお得です。ちなみにPrime会員になると4000円割引でKindleが購入できるので、その特典も使ってみるといいかもしれません。

無料本をざっと見てみましたが、高いところだと1000円台の書籍がラインナップされています。つまり、4ヶ月この特典で1000円台の書籍を無料で読めば元が取れてしまうのです。もちろん制限もあります。前述した専用端末縛りの上、1ヶ月に1回しか使えません。そして1ヶ月が経過すると無効化されて読めなくなります。

ですが、よほどよい本でなければ、後から読み返すなんてことはないものです。価値はあるけれど、所有しなければならないと思える本にはそうそう出会えるものでもありません。なので、(1)気になったKindle本をお試しで暴騰だけ読んでみる。(2)お試し部分だけ読んで先が気になったものは1ヶ月無料で読んでみる。(3)ものすごく気に入ったら購入する……という流れもよいかもしれません。

ちょっと高めの本でもこれで安心してトライできます。そう考えてみるとこの特典はかなり筋がよいように思えます。

ちなみにこれを書きながら、AmazonMusicを試してみました。試しに西野カナを検索して聴いてみようと思ったら、オルゴール版とカラオケ版しかない。どうやらピンポイントで検索して自由に聴くというものではないみたい。まあ、カラオケ版でも悪くはないのだけど、ちょっと残念。ただ、あらかじめリコメンドされた曲はちゃんと聴けます。

ジャンル縛りされた「ラジオ」を聴くと、適当に音楽が流れるので、どうしても自分で曲を選ぶと偏りがちという人にはいいかも。なんだろう。ちょっと懐かしい感じ。中高生の時に友達が編集したカセットテープを借りて聴いている感覚に近い。巻き戻している時にカセットテープが絡まって頭を抱えるところまでリアルに思い出しました。(笑)

まあ、こういうのもいいんじゃないでしょうか。そこそこ流行っている知らない曲をたくさん知ることができるので。

そんなわけで、総合力でやっとこさ魅力的なサービスになっている感じです。そこそこいいところまでいっているとは思うのですが、Kindle本の1ヶ月1冊無料サービスだけでは押しが弱い。音楽聴き放題もそれだけでも弱い。ある意味で残念ですが、全部のせでギリギリ年会費3900円の納得感がでてくるサービスのような気がします。

【蛇足】ところで、意図的に書かなかった特典がひとつあります。それは「Prime Now」という、1時間~2時間で配送してくれるサービス。これはちょっとがっかりでした。Amazonで選んだ商品がどれでも1時間の爆速配達なのかと思ったら、「Prime Now」専用の商品しかチョイスできないのですね。ま、当然といえば当然なのだけど、なんとも意図的に説明不足にしているような気がします。